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2010.11.27 Saturday
*ワラ小積み〜里山の技を学ぶ会・第1弾〜
天気予報もはずれていい〜天気です。 今日は地元農家の山崎さんを先生に「ワラ小積み」を学びました。 どなたの持ち物でしょうか…木の枝で作られた手作りのはしご。 田んぼにはえた草はまるで芝生のようにふかふかしてました。 屋根になるとっぺん部分。 子供たちは新たに脱穀してましたよ〜 四郎にワラ新居が完成! 実は途中でバランスが悪くなったので 屋根の葺き替えを一度やり直してます。 みなさんお疲れさまでした。 この日の午前中はスタッフを中心に餅米のモミスリが行われました。 大豊作!のようです。 その様子やワラ小積みの様子が動画でも見れるし 連絡事項も確認できる、スタッフの酒匂さんのブログはこちら! 2011.03.19 Saturday
*プレわら細工
「わら細工教室」のためにスタッフが先達て講習をうけてきました。 これは山田さんが作った草鞋(ワラジ)です。 ワラジはけっこう難しいですが、興味のあるサポーターさんは 4月2日に行われるみそ蔵開きの際におばあちゃんの技を習ってみませんか。 詳細は「サポーター伝言板」の「サポート通信No.1」にてご確認ください。 まずは、ワラをまっすぐに整えきれいにします。 ワラを適度な量に束ねます。 ヨコヅチでたたき、やわらかくします。 ワラの先端は折り曲げ、ヨコヅチでゴリゴリっ 充分にやわらくなったワラを6本とり半分づつとって基本となる縄を作ります。 この時に足指を使うので五本指ソックスが活躍します。 向かって左がスーさん作! 右が初めてワラで縄をつくろうとした私(南)の作…下手ですが、 この後「ワラ縄づくり」にかなりはまりました! スタッフ数名はワラジ作りに挑戦! 「技」は身体や手が覚えてるものだから人に教えるのは結構大変。 山のおばあちゃん先生とのやり取りは騒々しく(笑)和やかな時間でした。
2011.04.02 Saturday
*「田縁みそ蔵開き」と「ワラ細工教室」
今日はお待ちかね「田縁みそ」の受け渡しと井原山のおばあちゃんたちから教わる「ワラ細工教室」です。 今年のみそも美味しく出来上がってます! おばあちゃんたちから教わる「ワラジ作り」。みなさん、頑張って作ってました。 スタッフは午前中からワラ細工の下準備。最初にワラを整えます。 お昼からサポーターさんたちと一緒に「ワラ細工教室」開始です。 ワラを柔らかくするために叩きます。叩きすぎるとワラが切れるのでほどほに。 柔らかくなったワラを編みます。コツさえつかめればスムーズにいくんですが…。 あーでもない、こうでも、あっ出来た!野外教室は笑いがたえませんでした。 先週、手ほどき受けたスタッフのU子さんが今日参加のスタッフに教えてくれてました。 みなさんワラ編みに夢中になってました。わからなくなったら復習してみて下さい。藁はたくさんありますので(笑) 編み上がったワラ縄から、細かく飛び出たワラを取り除くためにしごきます。 それでもはみ出たワラはハサミで切りそろえます。 ワラジ作りにこんな道具も登場!これがあれば足の指にかけなくてもワラジを編めますね。 今日のワラジ作り一番のり! 子どもたちも次々とワラジ完成!いいなぁ〜 鍋敷きはU子さんが伝授。 時間もなくなってしまい、今日この場で完成できなかったかもしれませんが、 それぞれのご自宅で素敵な鍋敷きが出来上がってることでしょう。 井原山のふもとでは桜が五分ほど咲いてました。 山の家の桜はまだつぼみばかりでしたが、そのつぼみもかなりふっくらしてたので来週は一気に咲くかな!? photo by FURUKAWA 今日のその他の様子も見れますよ 2012.02.25 Saturday
*トラクターの勉強会
午前中にスタッフだけですが、二丈で農家をされている川口さんの義弟さんの指導のもと、トラクターを使った畑の耕転と畝立ての勉強会をしました。 まずは四隅から耕転。不定形な棚田だから、きっちりとは耕転できないんですが、その要領をご教授していただきました。 四隅が終われば、耕す深度やスピードを調整しながら全体を耕転ます。スタッフの山下さんは手慣れたもんです。 今年からサブスタッフになった内田さんも試運転。 耕転が済めば、トラクターに部品を付けたし畝立てをします。 畝がきちんとできるように、調整中?! ジャガイモ畑の畝立てが完成しました! 追記 耕転と同時に、スタッフ2名でふじの田んぼ西側の間伐をしました。 photo by スーさん&南 2012.04.07 Saturday
*わらじ作り2012
みそ蔵開きと同時に、わらじ作りを今年も井原のおばあちゃんたちに習いました。 まずはワラをすいて整えます。 ワラを木づちでたたいて柔らかくします。 ワラで縄をあみ、ワラジづくりにすすみます。 おばあちゃんがワラジの編み方を見せながら、教えてくれました。 参加してくれた方の出来上がったワラジ!上出来ですね。 photo by 古川さん & スーさん この他にも古川さんが撮った素敵な写真がみれます! 2012.04.14 Saturday
*井原山の宝〜薬草
崇城大学の村上光太郎先生を招き、スタッフとサブスタッフ、井原山の方たちと一緒に「山の家」の大広間で薬草研究会を開催しました。 午前中は、薬草の知識を村上先生に語っていただきました。 ウイットにとんだ語り口に爆笑、そして知らずにいた様々な山野草の効能に会場の皆さんが感嘆していました。 あっという間の2時間でした。 午後からは薬草探しに裏山へ。 あんな草、こんな草、いろんな発見がたくさんありました。 今の季節、田んぼのまわりもこの花が彩ってくれてますが、ムラサキケマンという毒花でした。 野菜でも山菜でも、アクをとることは本来の効能や栄養が無くなってしまうって知ってましたか!? 裏山で穫ってきた薬草を調理、試食しながら、アク抜きせずに美味しく食べれることを教えていただきました。 堀りたてのタケノコ。普通は米ぬかと唐辛子でアク抜きしますが、村上先生はアク抜きしません。 でも美味しく食べれる方法があるんです! 興味がある方、写っているスタッフ・サブスタッフに今度聞いてみて下さいね。 今回の研究会で、井原山が「宝の山」であること、今はそれが宝の持ち腐れになっていることを実感しました。 サポーターのみなさんは今しばらくお待ち下さいね。今年は私たちがまず薬草学の力をつけますので。 photo by スーさん&南 2012.05.25 Friday
*薬草酒づくり
今日はスタッフとサブスタッフと井原の人たちと一緒に2回目の薬草研究会。今回は薬草酒を作ってみました。
午前中は講義、昼食には田縁スタッフ特製の薬草カレーを少し出しましたが、これが地元井原の方々に大ウケでした。先生にも食べてもらい貴重なアドバイスもいただきました。 あいにく雨模様でしたが、午後から薬草酒に入れる花、ツツジ、アザミ、ドクダミなどを採取しました。 《ツツジとアザミの薬草酒の作り方》 1.花の処理をする(花は洗わない)。 2.瓶にしっかり詰める。
3.詰まった花の一番上のところで、瓶にマジックで印をつける。
4.今回はアザミを入れた瓶に1kg、ツツジを入れた瓶に500gの白砂糖を入れました。 5.マジックでつけた印から5〜6cm上まで水を入れます(水道水はダメ)。 《ドクダミ酒の作り方》 フードプロセッサーでドクダミの茎ごと細かく砕き、汁を絞り出します。 ドクダミの絞り汁の5分の1の量のハチミツを投入する。 それぞれフキンやペーパーで瓶の口を覆い、空気が入るくらいのゆるさで蓋をする。 密封すると、発酵で爆発するからです。 数日間、混ぜながら様子をみます。9月には薬草酒が出来上がってるはずです… photo by U子&南&スーさん 2012.09.14 Friday
*薬草餃子
村上光太郎先生の「井原山薬草研究会」は今日が最終回。 午前中は目からウロコの薬草の講義。 いつもながら、聞かなきゃ損、知らなきゃ損、食べなきゃ損なお話ばかりでした。 午後からはフィールドワーク。今日は薬草餃子の餡に入る薬草をとりに出かけました。 この間も先生の薬草だけでなく野草トークまで、とても勉強になりました。 これは青紫蘇…かと思いきや、エゴマです。花穂の作りが違います。 このエゴマ、かなり薬草餃子にいいお味を出してくれました。 途中、紫蘇畑の花を見つけ、持ち主の了承を得て数十本ほど花を摘みました。 これは天ぷらにして食べたんですが、食感がよくてサッパリして美味しかったです。 山の家に持ち帰った本日の薬草。 餃子の餡づくり。合挽肉の量より多く、刻んだエゴマの葉と上の薬草を混ぜあわせました。 薬草だけではパサツキがあるので、ごま油やチーズを混ぜ込みました。 餡を包む作業を男性陣も手伝ってくれたので、なんだか和気あいあい。 ごま油パターンとチーズパターンの2種類をホットプレートで焼き上げました。 みんなで試食。薬草餃子!これはいけます! そして左手前に見えるのは前回作った「ツツジ酒」…のはずだったんですが、酒を通りこして「ツツジ酢」になってました。もう一本作っていた、酒を卒業してしまった「あざみ酢」に薬草餃子をつけて食べたところ、なんというこでしょう〜 とっても美味! アザミは薬効もあるし、その酢は香りのやさしい品のあるものでした。 (ツツジには残念ながら薬効はありません) 試食が終わって全3回の薬草研究会は終了。 先生に教わりたいことは、知らない薬草の数ほどありすぎますが、まずはいただいた知識を実践していこうと思う、井原山に集った面々でした。 村上先生、貴重なお話ありがとうございました! 2021.03.19 Friday
*石積み教室の準備
明日は崩れかけている棚田の石垣を修復するため、大阪から石積みの先生を呼んで、でんえん隊と瑞梅寺地区の農家と一緒に学ぶ「石積み教室」があります。 今朝はその「石積み教室」の準備をでんえん隊6名で行いました。 まず「たつ六」の壊れかけている石垣の修復作業をしやすいように、雑木や竹を伐採して作業スペースの草刈りを行いました。
author & photo by 川口
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2021.03.20 Saturday
*石積み教室1日目
一日雨の予報だったため、雨に濡れながらの作業になると覚悟していましたが、なんと曇り時々晴れ!
講師は、全国で石積みの技術伝承を行っている「石積み学校」の金子れお先生。
まずは元々の石垣を崩し、石を積み始めましたが、実際に行ってみると石の形は千差万別で、どの石をどう置くか迷ってばかり。
石垣を崩し石積みを行う前
こんなに綺麗に修復完了!
先生もびっくりされるスピードで、午後1時半には「たつ六」の石積みが出来上がりました!
次は、2カ所目の「たつ二」へ。ここでは「たつ一」への登り坂の道幅を広げる応用編。
そして、道幅を広げるには大量の小さな石が必要なため、「たつ六」下の作業場へ…ここは昔、石積みを行った後、残りの石を集積した場所のようで、たくさんの石がゴロゴロと積まれていました。 そこから石を軽トラに積み、数回「たつ一」へと往復しの石運びをして半分位修了したところで16時に。
残りはまた明日…ということで、サポータハウスに戻った途端、ザーザーと強い雨が降り出しました。
author by 川口
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